分子栄養学の話　【ヘム鉄】について

 先日、当店に思春期の頃から現在（大人）に至るまで、ニキビでお悩みの方が
インディバを受けに来て下さりました。

ずーっとニキビ で悩み、皮膚科やエステと頑張ってこられたそうです。
　（頑張ってきたこと、よーくわかります。お心お察しいたします ）

皮膚科に行っても、言われることはいつも同じ・・
　　「チョコを食べてはイケマセン 」
　　「髪の毛が顔に触れるのが良くない  」
などなど決まったことしか言われないそう。。
お客様のお悩みに対して、本当に向き合っているのでしょうか？
ニキビの原因は、ホルモンやストレス、外的要因、食事内容なども様々です。

先日、お客様にお伝えした事の一つを皆様ともシェアをして
今日の【栄養素】　鉄について　書くことにしました。

皆様もご存じの鉄、
鉄には非ヘム鉄（無機鉄）　ヘム鉄（有機鉄）　があるのをご存じでしょうか？
非ヘム鉄は植物性の鉄で、ヘム鉄は動物性の鉄です。
非ヘム鉄は吸収率が2～5％　という低いうえに、活性酸素を発生させるので
人体にとっては負担が大きいのです。
保険診療で処方される鉄は非ヘム鉄で、飲むと胃がむかむかしたり痛くなるのは
活性酸素が胃粘膜をただれさせるためです。

ヘム鉄は、吸収率が30％と高く、活性酸素を発生させないので安心です。

鉄はヘモグロビンの材料になるほか、コラーゲンや粘膜の材料にもなるので
脳内にも多く必要とされます。そして、エネルギーの産生にも必要で
不足すると慢性疲労や不妊の原因にもなります。
特に、生理のある女性は慢性的に欠如しやすいので必須の栄養素です。

先日いらしたお客様は、いままで鉄についてこのようなお話を聞く機会もなく
ニキビの原因の一つかもしれないなど思いもしなかったようです。
他にも日常生活、疲労についてお話を聞くと、さらに鉄分不足と思われる要素がいっぱい。
なかなか治らない時は、違ったアプローチをしてみるのも一つの方法。

当店では、細やかにお一人お一人のお悩みを聞きながら
さまざまなアプローチ・お悩み解決に向けた施術とお手伝いをしております。
男性・女性とも施術が受けられます。

腰痛・肩こり・眼精疲労・足がつる・・
ダイエット・体質改善・脂肪吸引後のケア
ニキビや冷え性のご相談など